君と僕とチョコレートシフォンケーキ。君と僕の世界（リーヒア）

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2024/04/20 (Sat)

記憶の残り香、

どんなに君を想っても

空は蒼いばかりで

少しも君に

逢わせてはくれない

意地悪だね

雨はあまり好きじゃないよ

僕が呟くと

君は微笑って

わたしは好きだな、と

返事をくれるんだ

2009/08/30 (Sun) 君と僕の世界（リーヒア） Trackback() Comment(0)

抉りとられる。

きみが黒く

塗り潰されてく

いやだ

忘れたくないよ

きみのすべてを

覚えていたいんだ

時は残酷だと

誰かが言っていたけど

そうだね

ぼくからきみを

奪ってゆくものだねと

いまになって

やっと

気がついた

2009/08/27 (Thu) 君と僕の世界（リーヒア） Trackback() Comment(0)

永久に、

きみがいなくなってから

空を見上げるのが

僕の癖になった

きみがいなくなってから

この何も誰もいない世界が

灰色に染まり

いみのないものになった

きみがいなくなってから、

すべてのあやまちに

きづいたんだ

涙は枯れ

感情を押し殺し

ただただ

君を想って

過ごす日々

色褪せないまま

記憶が残ればいいのに

そうすれば

記憶の中の君は

ずっと僕と一緒なのに

2009/08/26 (Wed) 君と僕の世界（リーヒア） Trackback() Comment(0)

なみだがにじむ。

今まで

見た事のない

空の青さ

君と見上げた、

君が居なくなった

色が褪せて

何を見ても

モノクロだ

やっと

君と僕だけの

世界になったのに、

（何度）

（君を）

（うしなえば、）

（ゆるされるの、）

灰となった

有機物

きみはもう

風の中

2009/08/24 (Mon) 君と僕の世界（リーヒア） Trackback() Comment(0)

きみにあいたい。

夕日の赫が

廃屋を飲み込んで、

飴色の空

きみをうしなった

あの日と同じ

いろ

じわり、と

滲んだ

声が枯れるほど

叫んだ

遮るものも

迷惑がる人も

なにもない

ぼくはひとり

きみにとどかぬ

こえをあげる

[more]

2009/08/21 (Fri) 君と僕の世界（リーヒア） Trackback() Comment(0)

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管理人（悸流）の詩中心のブログです。
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