失って、失って得たもの。

僕の背には翼は無い

何故なら、君に

翼が折れ、堕ち往く君に

僕の両翼をあげたから

恨んでなんかない

僕は僕のしたいことをしただけ

でも、後悔してないわけでもない

もうあの空を飛べないというのは

ひどく、もどかしい

けど

翼を失くして初めて

両足で大地を踏みしめることが

大切なんだと気づいたから

僕は、君にありがとうと言うよ















ありがとうと微笑む君に会いたい。

さいごのひとつ。

誰に何と言われようと

僕が決めたこと

知らない誰か、の言葉なんて

耳に入るはずが無い

心に一つ輝くものを

僕が自ら手放すなんて

ありえない

この手に掴んだものは

しんでもはなさない

諦めが悪いんだ、僕は

誰かに、君に

貶されようとも

傷つけられようとも

決して目は逸らさない

絶対に















僕には、それしか、残ってないから。

きらきら、かがやくもの。

足につく大地

砂

裸足で駆ける

みずたまり踏んで

水面を乱す

蒼い蒼い空

瑞々しい空気に包まれて

僕は走る

そのさきにあるものが

知りたくて

走る















潤い満ちた空を見上げて、探し続ける。追いかけ続ける。

やっと、出会えた。

対等でいたい

いつだって

上からでも

下からでも無く

同じ目線で

話したい

僕が一番に望んだこと

見つけてくれて、ありがとう

すぐに握り返せなかった

君の手

今、僕から手を

握るから

だからどうか

二度とこの手を離さないで

僕も、もう

二度と過ちを犯さないと

誓うから











君色の風が吹いた。僕の髪を揺らして囁くことばは何ですか。

ポジティブシンキング！

昨日の涙はこころに仕舞って

明日に向かって歩き出そう

大丈夫

怖くない

挫けそうになったら、僕を思い出して

泣き出しそうになったら、空を見上げて

苦しくなったら、楽しかった日々を思い出して

寂しくなったら、月を見上げて

ゆっくりで良い自分のペースで

歩いていこう