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どろどろな嫉妬心から、純粋な恋心まで。時に精神系になったりするかも。 この詩が、少しでも多くの人のこころに、届きますように。 (此処で使用している写真はお借りしたものです。転載禁止。持って行かないでください。)
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苛つくくらい

真青な空

灰色をした建物とは

比べ物にならない、



(まるで)

(君みたいだねって言ったら)

(君は笑ってくれただろうか)






問う言葉は

いつだって過去形

仮定のハナシ





はげたペディキュア

君がふざけて塗った色

(は、結局何色だったっけ。)





空に伸びるコンクリートの塔

いつまでそうしているの、と

問うたら崩れて消えた





ひび割れたコンクリートの大地から

小さな芽吹き

花壇に植えられた木が

大きく枝を広げ

人工物を

覆ってゆく

(嗚呼、)

(そしていつかは、)
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燦々と

容赦なく

照りつける太陽は

ぼくの水分を

奪い、





流す

涙さえ

枯れ果て





崩れ

原形すら分からない

コンクリートの塊

足を投げ出す

そらが

ちかい
太陽光線に

焼かれる

コンクリート

熱を吸収して

再び放出する






足の裏

じりじりと

肉が焦げ

いつか

爛れる






日陰

熱の侵食していない場所で

夜を待つ

(きみはどこ?)






骨の髄まで

アイシテなんて

言えるわけない

(言ったらきみは)

(アイシテくれただろうか)







ひとりきり

見あげる闇

耀く星

澄んだ空





ぼく以外

誰も居ない世界で

二酸化炭素を出すのは

もはや

ぼくだけなのだ
きみとぼくのせかい

廃墟

崩れ落ちたビル

壊れた信号機

ひび割れた大地

ほらね、

ふたりぼっち







じわり

広がる赫

きみの、赫

ぼくの

愛しい

きみの、

唇から

零れ落ちる、

(うそだ)

(うそだ)

(やっと)

(ふたりきりになれたのに)








悪い夢を

視ていたんだ

いま

ぼくは

コンクリートの上で眠ってるんだ

そうでしょう?

(ぼくひとりに)

(なってしまった、なんて)

(そんなこと、)







裸足で歩く

注意する人は居ない

見る人も

ぼくのとなりにいるはずの

きみさえ、

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悸流
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職業:
学生
趣味:
絵を描く・詩を書く。
自己紹介:
管理人(悸流)の詩中心のブログです。
暗い詩や自嘲的な詩も書く事があるかもしれませんので、注意です。
アニメ・漫画が大変大好きなので、苦手な方は一応気をつけて下さい。
当たり前ですが、こんな詩でも著作権は放棄しておりません。

※コメントへの返信について
これまで、コメントで返したり、返信機能を使用したりとバラバラでしたが、これから(2010年)はコメント欄より返信させていただきます。(返信機能だと、返信したことが分かりづらいので。)
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